現在販売中のストレートコーヒー
【コスタリカ ドンマーヨ】
「ドンマーヨ」はすばらしいコーヒーを生産するタラス地区にある
マイクロミル(小規模生産処理場)の名前です
2月に販売しました「シンリミテス」もまた別のマイクロミルで生産されたもので
黒蜜のような甘味がまったりと口の中で持続する感じがとても好評でした
コスタリカ産の豆の紹介でよく聞くこの「マイクロミル」とは
組合や国際企業経営のメガミル(大規模生産処理場)に対して、
自農園のコーヒーチェリー、もしくは家族や近所の農園で
生産されたチェリーを処理する小規模生産処理場のことです
ま、早い話が自分ところで手間ひまかけて作り上げたチェリーを
他の農園の豆とは混ぜずに最後まで責任を持って作り上げたい
その結果、他農園との差別化もでき、品質に見合った価格で取引される
ってなところでしょうか
今回入荷した「ドンマーヨ」も甘い印象が強いです
砂糖を軽く焦がしたカラメルやバニラをイメージさせる甘味が
まろやかな口当たりとともに口の中で長く余韻として残ります
スペシャルティーコーヒーの品質判定のひとつとして
「口に残るコーヒー感」が甘さで終わるものがよいとされていますが
ここ数ヶ月間に販売したストレートコーヒーがどれもこれも甘くて
今更ながら飲むたびに驚きます
飲み終えたカップに乾いてこびりついたコーヒーの痕からも
甘い香りが立ち上るので思わずカップに鼻を近づけてしまいます
この甘い香りにも「質」の違いがいろいろあるので楽しいのですが
みなさんはどのように感じられますでしょうか?
時間をかけてゆっくり飲んでいただくと
温度の変化で変わる風味の違いを楽しんでいただけます
冷たくなっても強く甘味を感じるものや
口の中での滑らかな感じが変わらないものなど
高品質なスペシャルティーでしか味わえないアドバンテージを体験してみてくださいね
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